2014年6月21日土曜日

2014/06/21 練習記録・・・目黒中央体育館エアライフル場にて

2回目の実弾射撃練習


まあ、実弾と言ってもエアーライフルなのですが(汗)


午後、3時間で、きっちり100発撃ってきました。
まだ、射撃用ジャケットが届いていないので、ポロシャツで立射というスタイル。


今日の練習目標

まだ2回目の初心者中の初心者であるので、今日の練習目標は

  • とにかく銃の扱いに慣れること
  • 疲れないで撃てること
  • でも、変な癖は付けないこと


が重点目標


今日はまず、銃のチークピース(照準時に頬を載せる部分)調整

それから、小目標
  • 両目を開けて自然に標準できる事
  • リアサイトの真ん中から自然に標準できる事
  • トリガーの遊び部分を掛けて、必要なときに安定して引き金を引けること
この3つを目標に練習


両目を開けて自然に標準できる事

今回から、標準時には不要な左目の視界を遮るサイトスクリーンを使用
これがあると、両目を開けていても右目だけで照準器を覗けます。

テレビや映画などでは、片目をつぶって狙いをつけているシーンがありますが、片目をつぶるのは不自然な動作なので長くすると疲れてしまうそうです。
なので、両目を開いて片目だけを使って狙うのらしい。

とにかく、左目を閉じないで、右目だけでみる・・・
意識したのは最初の20発位
あとは、自然に開いて見えるようになってました。
これはクリア


リアサイトの真ん中から自然に標準できる事

銃の先端、銃口の上あたりに付いているのがフロントサイト、後ろ側から覗き込むところがリアサイト
競技用の中では、どちらも円・・・輪っかです。
それに、的の中心部分が黒丸
なので、一番大きく見えるリアサイト、次にフロントサイトの輪っかの中に的の黒点
この3つの円とか輪っかとかが同心円上に綺麗に並んだ時に引き金を引けば真ん中に当るというもの。

こんな感じで狙えば当たります





このためには、リアサイトの中心から安定して覗けるようにならなければダメ

リアサイトといっても、簡単に言ってしまえば黒のスクリーンに小さな穴があいただけのもの。
(もちろんのその穴の位置を上下左右に精密に移動させることができますけど)
で、リアサイトから目までの距離によってリアサイトの見える大きさも違うし、ハッキリ見えたり見えなかったり・・・
そもそも目の位置がノアサイトの中心からずれてたり・・・

ハッキリいって、どう覗くのか、さっぱりわからん(汗)

よくこんな、いい加減な狙い方でビームライフルは平均9点出してたな(汗)(汗)
チークピースの調整すらせずにやってましたからね、ビームライフルは

で、エアーライフルは、レンタルのビームライフルとは違って、「自分の銃」ですから
調整もすべて自分好みにしちゃっていいわけです。
しないといけないわけです。

で、指導者などいないので、こんなときにはYoutube先生のお出まし
冬季オリンピックのスノーボードの選手もインタビューで言ってたじゃないですか。
「外国選手のをYoutubeで見て練習しました」と

私も、それに倣えですよ。
issfchannel
には参考になるのが沢山あります。

10m Women's Air Rifle final - Granada 2013 ISSF World Cup in All Events


なんか、がん見です・・・

シーンを覚えるほど見てます。
装弾から構えて、照準、撃発、その後に銃をスタンドに置くまで、ジロジロ
ついでに、自分がその動作をする1人称イメージもしっかり・・・

なぜ「Women's」を見るかって・・・
理由は2つ
  • 身長158cmのわたしには、大柄な男子選手が銃を構えるスタイルより、小柄な女子選手が銃を構えるスタイルのほうが参考になるから。
  • 男子をジロジロ見続けるのはモチベーションが続かない(笑)
です。

Youtubeで、リアサイトからどれくらいの位置に目を置いて狙うのか、目星をつけて、今日はその辺りでいろいろ試してみました。
もちろん、チークピースの位置も調整しながら。



だいたい30発目くらいだったか
「ほぉぉぉ~っ、きっきり真ん中から見えるぜ」
という感覚に達成

こういうのって、いきなりできるものですね。

器械体操の技の練習でも、失敗を繰り返し繰り返し繰り返し・・・たまたま1度成功すれば、案外次も成功するもの・・・
まあ、人間の脳というのは、「やった、よかった、成功した」という感覚があれば、「その直前」のことを強く記憶できるそうで、「1度できれば次もできる」というのは理に適ってますね。


ということで「リアサイトの真ん中から自然に標準できる事」という課題もクリア



トリガーの遊び部分を掛けて、必要なときに安定して引き金を引けること

最後のこの課題

トリガーが重いと、引くときに狙いが外れてしまいます。
競技用の銃の引き金を引く重さはむちゃむちゃ軽いのです。

遊びだけ引いたつもりが、全部引いちゃったよという、トリガーチョンボは今日も何度もありました。

もちろん、的に銃口を向けてから、トリガーに指をかけるので、的紙を外すことはありませんでしたが、1点圏を外したのも何発か・・・

  • 構える
  • 狙う
  • おおよそ照準が定まったところで、トリガーにそっと指をかける
  • 最後に中心を狙い切る
  • 銃のブレが一番小さくなる時のブレの中心が的の中央にくる
  • その時に、すっとトリガーを落とす

この一連の動作がスムーズに、安定してできるようにならないといけない。

なんとなく、引き金の「遊び」の部分はわかりましたが、まだまだ安定してないし「これっ」っていう感覚のものもない。

これは、まだしばらく練習が必要だな。



今日の練習の集大成

100発撃った、最後の10発はこんな感じ



今日の100発の得点分布は


射撃用ジャケット無しなので、立射では・・・初心者だし(言い訳モード)
サイトから見る限り、1点圏の範囲くらいの広さで銃はぶれ続けています。(後ろの能書きも読んでね)
できるだけ真ん中にいる瞬間にトリガーを落としたつもりですが、これくらいはバラけます。
トリガーを落とした瞬間に、どっちにズレたかは、判るようになった。

まあ、ジャケットができるまでは、銃の基本操作に慣れて、安定させるのが練習の目的です。


筋肉を使わないので体は全然疲れてませんが、目だけが疲れましたね。

練習中は、本当に撃つことしか考えてなく、「集中しよう」とすら思わなかった。
「集中しよう」と思うことじたい「集中していない」のだからね。

今日気をつけたこと、今後も意識すること


  • 体が的に向く方向になりがちなので、時々、意識的に的の真横に向けること。
  • 照準するときに、銃を若干、体の方に傾けるくらいを意識する。(でないと、銃が逆に傾斜してしまう)

能書き

的の1点圏の直径が46mm(ものさし計測)
半径は23mmです。

これが10m先にあるので、角度にすれば0.132度のブレが1点圏の範囲のズレです。
度で言っても解りにくいので、
80cmの前後の照準器(サイト)の距離にして、フロントサイトが揺れている範囲が1.84mm
まあ、これだけ揺れれば、傍から見ていて銃口が揺れているのがわかりますけど。

ちなみに、10点の直径は0.5mm。弾の直径分はズレても10点なので、10点を出すのにズレていいのは10m先で5mmです。

先端がぶれていいのは0.029度。銃口の位置にして0.4ミリ程度のズレしか許容されません。
Youtubeなどでワールドカップなどを見ると、全然銃口が動いてないですものねぇ、すごいなぁ
10点撃って当然の世界ですからね

こんな、ミリミリした数字を考えると、とっても楽しいねぇ




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2014年6月18日水曜日

初めてエアーライフルを撃つ

撃ち初

これまで装薬銃、ハワイで撃ってみたりとか、若かりし頃に自衛官(今は違いますけど)だったころに撃ったりとかしたことがあるので、「初めての射撃」とタイトルできない。

で、「初めてエアーライフルを撃つ」にしました。


射撃用のジャケットはまだできていないのですが、とにかく撃ってみたいということで先日、射撃場に行って撃ってみました。

で、これがエアーライフルを初めて撃った10発の的



的の黒い部分の円が直径約3cm・・・これで4点です。
白の一番大きな円は1点圏で直径は約4.6cmです。
10点はというと、黒の円の中心にある白い点・・・直径0.5mmの円

これを10mから狙います。


言い訳などなど

射撃用のジャケットが無かったので、普通のジャージでしたがいきなり立ち射ち
銃の調整もいろいろまだだし・・・

弾着、バラバラです。
息子(高校で射撃部です)には「プッ」と笑われましたが
「まっ、ジャケットがないので仕方がないかな・・・」
だってよ・・・
「ジャケットを着れば、普通に10点か9点にあたるよ」
なのだそうな。



感想

感想ですが、競技用のエアーライフルの引き金を引く重さは、めちゃめちゃ軽いです。
本当に、少し指先に力を入れるだけで「パシッ」といい音を出して、弾が飛んでいきます。
反動は「全くない」と言ってよいくらいです。

しかし、偉いもんだね銃は
買ったままのサイトの位置で撃ってもこれくらい当るんだ
アーチェリーは、初めて撃つときは、サイトの位置を合わせないと矢がどこに飛んで行くかわからないですからね。10mでサイトの調整を誤ると、直径70cmの的を楽々外しますから(汗)。
なので、アーチェリーでは、最初2~3mの距離で巻藁を撃ち、少しずつ離れながらサイトをあわせた記憶があります。


話を銃に戻します。
最初の10発、20発は体に力が入ってしまい疲れましたが、それ以降は慣れてきた。
射場の指導員の人にも、立射のフォームを少し教えてもらったので、だんだんと楽になってきた。
結局50発撃ちましたが、翌日は筋肉痛にもならず、普通に過ごせました(笑)




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2014年6月10日火曜日

警察署で銃の確認

銃刀法の規定について

今朝は、警察署に銃を持って行き、許可された銃で間違いないかの確認を受けました。

銃刀法の規定では、所持許可を受けてから3ヶ月以内に銃を購入して受け取らなければ所持許可が失効してしまいます。

実際には、所持許可申請の時に銃の製造番号まで記載しなければならないので、所持許可申請の段階で「購入」している必要がありますけどね。

民法上は、売買契約成立と同時に所有権が移るので、申請の時点では銃を所有していることになりますね。
但し、所持許可が出るまでは受け取ること(所持)ができないので、銃砲店でも指一本触れることはできません。

銃を所持して(受け取って)から14日以内に警察署で確認を受けなければなりません。

この「確認」が済めば、銃砲所持許可に関する全ての手続が終了です。

  • 所持許可申請から175日
  • 初心者講習会の申し込みから250日
  • エアーライフルをするぞっ、と決めた9月8日からなんと275日

これで、「手続き」が全て完了です。

長かったー、
射撃競技には忍耐が必要ですね。


銃砲所持許可証

銃砲所持許可証はこんな感じ、こんな大きさのものです

銃に関する記載事項
原許可の年月日は、更新を続ける限りずっと残り日付
平成2
おおおっっ666。
なんだか怪しい力を授けてもらった感じです(笑)


警察での「確認」

ということで、今朝、ワッセワッセと銃を担いで警察署に行ってきました。

点検自体は、銃身長とかをメジャーで測り、種類の記載と一致しているか、銃の製造番号が一致しているかなどを確認して、10分ほどで終了でした。



銃の重み実感

ガンケースと銃をあわせた重さは8.95kg(実測値)
結構重い。
それに、おニューの銃なので大切に、慎重すぎるくらいに慎重に扱ったので、筋肉痛になりました・・・←半分ウソ



銃の重さは4.7kg(カタログ値)
アーチェリーの弓より断然重い。。。当たり前か、アーチェリーは片手で持たなければならないのだから。


昨夜、ちょいと構える練習をしただけで左前腕が筋肉痛になりました・・・←これは本当。




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2014年6月9日月曜日

我が家に銃がやってきた

銃砲所持許可申請から実に174日目の今朝にして、
やっと、警察署で銃砲所持許可証をもらい、仕事帰りに銃砲店(エニス)によって銃(エアーライフル)を引き取ってきました。

我が家に到着したエアーライフル ファインベルクバウ800X


タンクを外した状態なので黒っぽさが目立ちますが、エアータンクはもちろん赤です。

空撃ち機能があるので、試してみましたが、引き金を落とす力がめちゃめちゃ軽いです。

間違いなく自衛隊の64小銃より、9ミリ拳銃より、
ハワイで撃ったいろいろな銃・・・M16とか、ショットガンとか44マグナムとか
よりも引き金は軽い軽い。

競技用銃はこうなのですね。

引き金が軽いけれど、重自体は思いです。
M16より楽勝で重く、もう20年前の記憶ですが自衛隊の64小銃より思い。。。きっと。。。多分

カバンに入りきらなかったので、的紙は250枚の購入で残念。。。1000枚買えば割引価格だったのですが。

その代わりに弾は5000発まとめ買い
500発1900円が5000発まとめ買いすると9900円っ
ほぼ半値ならまとめ買いするよねぇぇぇ。

的紙、射撃用グローブ、弾5000発



たぶん1年以内に撃ち尽くすだろうし




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2014年6月7日土曜日

射撃用ジャケットを注文しました

銃の受け取りは来週の月曜日なのですが、今日は、エニスで射撃用のジャケットの採寸と注文をしてきました。

やっと許可がでるということで、このブログにも書くネタが、やっとこできてきました。


射撃用ジャケット

射撃用ジャケットとは

射撃用ジャケットとは、キャンバス地の堅い布と革でできていて、がちがちに身体を固めて安定させるもの

身体にぴったりフィットさせるために、完全オーダーメイドで作ります。
結構、あちらこちらといろいろな場所を採寸しました。

伸縮性の全くない素材ばかりで、完全オーダーメイドで、これだけ採寸してピッタリフィット
もう、太ることも痩せることもできません・・・(笑)

中年太りとかで、お腹が出てきて、着られなくなったら・・・また作り直しで10万円です。
是が非でも太れない(笑)
脅迫的に強制的に超健康的なスポーツかもしれない。\(^O^)/

採寸と色指定

それから、パートパートの色を指定できます。
色は、わたしが好きな赤と白でまとめた。

採寸と色指定で約1時間
やはり仕事帰りの銃の受け取りのときについでに採寸をしようとしなくて正解だったな。

東京都の銃砲所持許可事情

私の場合、171日間を要しましたが、銃砲店で聞いた話では、今、東京都だけがひどい状態なのだという。
4ヶ月とか6ヶ月はみんな掛かっているそうです。

中には6ヶ月たっても許可がでないので頭にきて申請を取り下げてしまった人もいるらしい。

東京都だけがひどく、近隣の神奈川県とかはだいたい2ヶ月以内に許可が下りるらしい。


こりゃぁ、舛添都知事に陳情ものだな(笑)

銃砲所持許可は都道府県公安委員会がするものなので、公安委員会に要望する・・・、ではダメです。
担当部署では、検討する権限があったり、義務があったりするので「検討は」してくれます。
です、「検討はしまししたけど・・・」と現状維持・・・ようするに何もしないで終了です。


役所への要望は、担当部署から一つ上が鉄則です。
担当部署の一つ上は、当然担当している部署ではないので、具体的な検討はしません、できません。
具体的な検討はできないので、「スルーパス」という楽な仕事をしてくれます。
要するに、配下の部署に「こんなのが来たから、検討してーーー」と投げて終わりです。

でも、受け取った方は「上から言われた仕事」です。
スルーパスするわけには行きません。
「まじめに検討」しなければなりません。

結果は同じになるかもしれないけれど、
直接担当部署にするのと、一つ上を狙うのと、どちらが効果的なはわかりますよね。




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2014年6月6日金曜日

エアーライフルの所持許可証ができたという連絡がありました。

今日、所轄の警察署から、エアーライフルの所持許可証ができたという連絡がありました。

やはり警察署内の起案・決裁は早いですね。
遅かったのは公安委員会かっ


ままっ、申請から171日間という、予想よりはるかに期間は要しましたが、無事許可がでて何よりです。

今後の予定

これからの予定は、月曜日の朝一番で警察署に出向いて銃砲所持許可証を受け取り、仕事帰りにエニスにて銃を受け取り、弾と的紙を購入
火曜日の朝一番に、警察署に銃を持ち込んで確認を受ける。

ただ、残念ながら、来週の週末はフルで別の予定があるため、射場に行けない・・・。

始めての射撃は、6月21日になりそうです。


目標設定

さてさて、エアーライフルの練習って、どれくらい弾を撃つものなんでしょうねぇ

アーチェリーをやっていた頃は、週末2日間で150射
月に500~600射
年間で6000射くらい
だったように記録しています。

アーチェリーは疲れてくるので、1日に50射とか100射くらいしか射てないのですよね。

エアーライフルはそんなことはないから、その倍くらい撃てるのだろうか・・・。

てなわけで、とりあえず、年間目標は10000射かな。
ちなみに、アーチェリーの全日本クラスの選手は年間20000射くらい射るそうです。


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2014年6月5日木曜日

やっと所持許可の決定が出ました。

4月28日に弾薬庫の確認に来て以来音沙汰なしでしたので、5月30日に所轄警察署の担当官に電話してみました。

この時点で、
「上申しているのですけど、まだ何も返事が来ない。
こんど聞いてみる。」
とのこと。

とりあえず、忘れられないようにして待つ。

そして、今日、やっと電話がありました。

所持許可の決定が出たとのこと。
所持許可申請から実に170日目です。

このあと、所轄署内で所持許可証を起案して作成。

明日か週明けくらいには、許可証ができるので、できたら電話してくれるとのこと。

ここまで、待つことほぼ半年


この後は、連絡が来たら、警察署で所持許可証を受領して、
エニスに鉄砲を取りにいって、
警察署に持って行って確認を受けることになります。




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